ここでは、お客様から聞いた話などから当サイトをご覧になっている方々が失敗しない業者選びができるように、悪質な施工・私たちが「これは??」と考える事例を掲載します。
事例その1

1)電話帳に名前と電話番号が記載されているお宅に片っ端から電話を掛けて、「以前施工した者ですけど、気になる事があるので、明日伺いたい」と連絡を入れる。自宅に招き入れて床下等を見せると、「基礎にヒビがあり危ない」「水漏れを起こしてる」=ウソ 等でお住まいの方を不安がらせて、法外な金額で施工を勧める。
※2020年秋から急速に増えてます。リフォーム、屋根瓦でも同じ手口があるそうです。


2)訪問販売でやって来た業者がご高齢の方を言葉巧みに契約させて、その日のうちに数百万円の契約を交わして施工をする。さらに、施工後に銀行まで連れていってお金を引き出させて集金まで完了し、夕方には居なくなる手口→息子さんが会社から帰宅して、ビックリしてその業者に電話をしても連絡が取れない(実話)。


3)(古典的な手口ですが・・・)シロアリをカプセルに入れておいて、点検後に依頼主にあたかも床下にいたかの様に見せる。デジカメの写真に、予め他の家の被害写真を仕込んで依頼主に見せる。

悪徳業者は名前を変えて活動を続けます。しかも、顧客名簿が出回るので、違う悪徳業者(業種が異なる会社にも)に「カモ」にされる事も多いです。

事例その2

営業マンが訪問販売にやって来て、

@「前回施工した業者が倒産したので弊社が引継ぎました」
A取り付けられている床下換気扇を風窓からみて「床下換気扇を取り付けた会社ですけど確認に来ました」
B「損害保険の会社から委託を受けた業者で、前回施工した業者から引継ぎました」
C「市役所のほうから来ました」・・・『ほう』というのを突っ込むと、彼らは『方面』と言い訳するらしい。
   ↑消火器販売で「消防署のほうから来ました」と、ほぼ同じ手口

などとウソをついて、言葉巧みに施工(もちろん法外な金額で)する。


※ちなみに、訪問販売でもまじめな業者もありますが・・・

事例その3

施工費が安すぎる事例
@「1棟3万円で施工します」とのことで依頼したら、外周に薬剤を撒くだけだった・・・まず止まりません!!

(悪質とまでは言いませんが)
A坪数が異常に安い・・・見積りを見せてもらったら、玄関穴あけ別途1箇所1万円、風呂場穿孔注入などの施工が別金額で、合計すると弊社よりも施工費が高額だった。しかも、床下換気扇や調湿材が弊社施工金額の倍以上の価格で見積りしてあった。どうやら、坪数の安さで釣って、積み上げ式で高額にする魂胆がみえみえだった。

悪徳手口という訳では無いのですが・・・
最近聴いていたラジオで、『床下の風窓から専用スプレーを何本か吹き付けるとシロアリをやっつけられます!』とラジオショッピングを行っていました。あくまで弊社の見解ですが、発生している家(発生していない家の予防としても)の対策になるとは思えません。なぜなら・・・

1)木材の中にいるシロアリへの効果
2)基礎は迷路のようになっているので届かない箇所が必ずある
3)基礎に囲まれている箇所はどうするのか
4)玄関や勝手口の枠、被害でよくある風呂場のタイルの中を進むシロアリには薬剤がかからない

↑これらの箇所に潜むシロアリに効くのか?
との疑問が残ります。当然保証も付けられないはずです。怖いのは、購入したお客様がスプレーを行う事によって安心してしまい、食害の進行に気付かずに時が過ぎてしまう事。ラジオを聴いていて、本当に大丈夫なのだろうか?お客様の為になるのだろうか?と感じざるを得ませんでした(杞憂に終わればいいのですが・・・)。


※シロアリは20匹生き残ると巣が再生すると言われています。
※販売業者も、商品に自信があるのかもしれません。それでも興味のある方は、販売業者やラジオの電話受付の方に、商品についてよく確認する事をお勧めします。