ムカデ・ヤスデ・ゲジの駆除について
これらの多足害虫は、野外から屋内に侵入し被害を及ぼします |
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ムカデ |
ヤスデ |
ゲジ |
体長 |
約4〜15cm以上 |
約2〜4cm |
約4〜10cm以上 |
咬みつき |
人を咬む・激痛 |
なし |
なし |
活発時期 |
5〜10月 |
5〜9月 |
通年 |
Target: アオズムカデ トビズムカデ
生活:普段は草むらや石の下などに生息していますが、餌を探したり繁殖活動の為に床下や生活エリアに侵入します。特に、繁殖シーズンとなる5月〜7月の梅雨時期に目撃情報・被害情報が増加します。布団や靴の中などに侵入し、知らずに中に入ると咬まれて激痛が起こり、発疹や発熱を伴う事もあります。一般家庭のみならず、老人ホームや病院での被害も多数確認されています。
ちなみにウチの社長は白蟻駆除の際に床下でお腹を刺され、「スズメバチより痛い」と言ってました。
防除方法:主に粉剤・粒剤の帯状散布。そして、防除液剤を床下等の隠れ場所や侵入箇所に散布処理を行います。
※トビズムカデの写真。2つ目の写真がムカデの顎肢。強力な顎で捕獲し、毒を注入する。
※刺したりしませんが、潰すとクサイ・・・
Target ヤケヤスデ アカヤスデ
生活:草むらや農地などに生息していますが、時として住宅や倉庫・病院などの壁面に大発生することがあります(5月〜9月)。人を刺したり咬んだりすることはありませんが、強烈な異臭を放つ分泌液を持ち、食品工場の異物混入問題になることもあります(江戸時代は味噌汁の大釜に1匹でも落ちると臭くて全て飲めなくなる』と言われていたそうですよ)。また、大発生するので、自動車・列車のスリップなどの原因になることもあります。
防除方法:主に粉剤・粒剤の帯状散布、防除液剤を、床下等の隠れ場所や侵入箇所に散布処理を行います。
※見た目のインパクトはかなりです
Target: ゲジ オオゲジ
生活:草むらや山林、洞窟などにもいますが、夜行性であることから、床下で生活する事もあり生活フロアに侵入することもあります。見た目が不快な形をしており、家庭で見かける場面も多いせいか、たいへん嫌われています。しかし、人を刺したり咬んだりすることはありません(実際はあるが、咬む力が弱いので、人への被害は無い)。
床下を施工していると、苦しいと光に向かうのか、コチラに向かってくる事があります。刺さないと判っていても結構コワいです・・・。
防除方法:床下に生息することが多いので、床下への薬剤散布施工を行い、粉剤・粒剤も併用することもあります。
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